
今日はターゲット設定のお話!
最近ね、ブログ診断とか記事添削をしていてものすごい気になってるのです。
/
みんな、ターゲット設定が分かってない!
\
典型的な勘違いをしちゃってる人が多いんですよ。
だからじっくりと解説しちゃいます。
今日だけで終わらないかもしれないけど、そしたらシリーズ化します(笑)
あ、アクトラを実践してる人!
アクトラでは「ペルソナ設定」って言ってます。
私は「ターゲット」の方が慣れてるのでターゲットって言ってますけど、アクトラで言うペルソナと同じことですからねー。
そして、マニュアルの「ペルソナを設定しよう」を読みかえすことをお勧めしておきます(笑)
/
記事を書くときは、誰か1人に対して書くようにしましょう
\
よく言われますよね。
/
そのためにはターゲット設定を行うと、具体的にイメージが出来て書きやすくなります。
\
これもよく言われています。
どちらも正しいです。これは絶対にそうだと思う。
不特定多数に向けて書くよりも、誰か特定の1人に向かって書いた方が書きやいし、結果としてアクセスが集まる記事になります。
でもね、ターゲット設定の目的ってこれだけじゃないんですよ。
というか、もっと大事な目的があります。
それは
「検索者の悩みを解決するために必要な情報だけを提供するために条件を絞る」
これなんですよ、これ。
アドセンスブログって、9割がた検索エンジンからたどり着いてくる人たちですよね。
特化型ブログになればこの割合は減るかもだけど、きっかけは検索エンジンからでしょう。
検索エンジンから流れてくるってことは、何かを知りたくて検索してたんですよね。
悩みって書くと深刻な感じに聞こえちゃうかもですが、
- 魑魅魍魎って何て読むの?(「ちみもうりょう」です)
- 上野公園の桜ってもう満開になった?
みたいな、軽い悩み…っていうか調べものもあれば
- 10年間片思いしてた女の子との初デートは絶対に成功させたい!
- 住宅ローンの金利は固定と変動どっちが得?
- 最近、口臭がひどくなってきた気がする…
っていう、より深刻な悩みもあります。
レベルに違いはあれど、何か1つのことに対して、それの解決方法だったり提案なりが欲しくて検索してるんですよね。
で、その解決方法だったり提案なりが書かれているのが、あなたのブログです。
ここまでは大丈夫ですよね?
その解決方法を書くためには、「こういう悩みを抱えてる人に向けて書く」っていうのがないと書けないですよね。
だから、ターゲット設定をするんです!
え?それって、「誰か特定の人に向けて書いた方がイメージが出来て書きやすくなる」っていうことと同じことでしょ?
って、思った人いると思います。
そう思った人が、やってしまいがちなんですよねー。
典型的なダメターゲット設定を。
実際に例を出してみますね。
記事の内容が「腰痛がひどい人への対策」だとします。
そして設定したターゲットが、
28歳共働き女性、
保険会社でバリバリ働く今日子さん。
3歳年上の夫とは2年前に社内結婚して夫婦仲も良好。
休日は夫婦でパン屋巡りをするのにハマってる。
こんな感じでターゲット設定をしたら、具体的に今日子さんをイメージしながら書いていけますよね。
でも、これじゃダメなんです!
これはね、ターゲット設定ではなくてキャラクター設定なんです。
ドラえもん…未来から来た猫型ロボット。
どら焼きが大好きで、ネズミが怖い。
ポケットから秘密道具を出して、のび太を助けている。
これと同じ。
このキャラクター設定をすれば、「特定の人に向けて書いた方がイメージが出来て書きやすくなる」のは事実。
でも、「こういう悩みを抱えてる人に向けて書く」っていうのは出来ないですよね。
だって、この設定だけだと、今日子さんは
- なんで腰痛を抱えてるの?
- 根本的に治す方法を知りたいの?
- 腰痛がひどくなった時に応急処置としてできることを知りたいの?
とか、何も分からないでしょ?
これも含めて設定してあげることが、「ターゲット設定」ってなるんです。
だってさ、「腰痛対策」について書くって言っても
- 赤ちゃんがいて、毎日の抱っこが腰に来てる人
- 根宅急便の配達をやってて、重い荷物の上げ下ろしがきつくなってきてる人
- 一日中オフィスで座りっぱなしが原因の人
それぞれ、取れる対策って違ってきますよね。
さらに、
- 治療をしたいけどどこに行けばいいのか分からない
- 腰痛対策に効くストレッチを知りたい
これによっても記事の内容は違ってきます。
もっと言えば、ストレッチについても
- 一日の終わりに家でできるストレッチ
- オフィスで周囲の人にバレないでできるストレッチ
- 赤ちゃんを抱っこしながらできるストレッチ
こういったことでも、また変わってきますよね。
検索してる人(今日子さん)が、
「オフィスで仕事をさぼってる思われないように1~2分でササっとできるストレッチ方法」
を知りたいのに、
「床に寝転がって足を・・・うんたらかんたら」
って書いても、今日子さんは満足しないですよね?
読者が満足しないってことは、あなたの記事は評価が低くなるってことです。
だから、ターゲット設定をするときは、
誰が
↓
保険会社のOLとして1日中オフィスでデスクワークをする28歳の今日子さん
何に困ってる
↓
1日中座りっぱなしの仕事で、徐々に腰痛がひどくなってきてる
どうしたいのか
↓
腰痛が悪化しないように、職場でできるストレッチ方法がないか知りたい
前提条件は
↓
・上司や同僚に見られてもサボってると思われない
・1~2分でササっとできる
これくらいは、ターゲット設定に含めましょう!
そうしたら、
- 椅子に座ったまま、PC触りながらでも、もしくはトイレの個室でできるストレッチを紹介しようかな
- ストレッチではないけど、オフィスは空調が効いてるし女性だから冷え性も影響してるかも
- じゃあ、冷え性対策についても書いたら、有益な情報として喜んでくれるかな
とかって考えられますよね。
今日子さんが家で子育てをしている人だったら、それに合わせた対策を提案することもできる。
まさかのトラックドライバーで、ずっと運転し続けてることによる腰痛だったらまた違った提案ができるかもしれませんよね。
っていう感じで、ターゲット設定をするときはキャラクター設定だけでなくて、
- なんでその悩みを抱えているのか
- どういうふうに解決したいと思ってるのか
- そのための条件はなんなのか
っていうことも設定してあげてくださいね^^
このターゲット設定がバシッと決まれば、記事を書いていくのも一気に楽になります。
だって『誰に』『どんな情報を』伝えていくのかがギュギュっと絞られていくんですもん。
これは必要、これはいらないっていう取捨選択が簡単になります。
リサーチ地獄にハマらなくてすむようになります(笑)
だーかーら!
ぜひ意識してやってみてくださいね!